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空気分離装置の運転、教育、トレーニングコース

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空気分離装置の運転、教育、トレーニングコースについて

空気分離装置は製鉄所、銅精錬所、化学工場、半導体工場等で広くUtilityとして使われており、万一ガスの供給が途絶えると工場全体に甚大な影響をあたえます。このため装置の安定稼動は運転上の最重要課題となっています。
また空気分離装置は大量の電気を使用するため、その効率的な運転も重要な課題です。
一方、熟練運転員は年々少なくなり、また運転員の育成も稼動中の装置を用いてでは体験機会が少なくなり困難な状況にあります。

本トレーニングコースは空気分離装置のプロセスの基礎(座学)と実機と同様に応答するダイナミックシミュレータを利用して、その運転を体験することで空気分離装置の操業に関わる知見を習得するものです。
空気分離装置の操業に携わる方々に対し空気分離装置の基本から応用までを幅広く習得するため、ダイナミックシミュレータを使ったトレーニングコースを提供します。

COURCE

コース内容と対象

対象

実務として空気分離装置の操業を指導、または運転しておられるスタッフ、更に知識を深めたいと考えられている方

内容

空気分離装置の一般的知見、各種プロセス、プロセスの基礎(物質収支、熱収支、圧力バランス、精留、前処理設備)を学び、実習により応用力を身につけます。その後、ダイナミックシミュレータによる実運転を経験することにより、座学で身につけた内容を習得します。

SCHEDULE/PRICE

コース日程と受講料

コース日程

基本コースは2日をベースとしますが、ご要望に応じて追加を設定することができます。

第1日目
9:30-12:00 空気分離装置の一般的知見、各種プロセスの紹介
  昼食
13:00-15:00 プロセスの基礎(空気分離装置の一般的知見、各種プロセス、プロセスの基礎、物質収支、
熱収支、圧力バランス、精留、前処理設備)を習得します。
  休憩
15:30-17:30 例題による演習を行うことで、プロセスの基礎を身につけます。
第2日目
9:30-12:00 ダイナミックシミュレータによる演習1 (純度回復操作、液体酸素の増量操作)
  昼食
13:00-15:00 ダイナミックシミュレータによる演習2 (手動増減量操作、PIDパラメーターの調整)
  休憩
15:30-16:00 ラップアップミーティング、質疑応答
16:30-17:00 運転相談会(要望に応じて)
詳細
開催場所 弊社会議室
受講料 70,000円/1人当たり 
※少人数制の為、1回2~3名程度で開催しております。

ABOUT DYNAMIC SIMULATOR

ダイナミックシミュレータについて

・当社のダイナミックシミュレータについて
  当社は高速操業変更を事前検証するためにダイナミックシミュレータの 
  開発行い、2012年に実用化しました。

ダイナミックシミュレーションの実用化には、下記を用いて行いました。
  ① 精留塔や熱交換器、主コン等の各種設計データの入力
  ② 実装置によるマッチング
   (熱交換器、精留効率、液ホールドアップ等)

  マッチング装置:
  酸素量 20,000Nm3/h, 窒素量 21,000Nm3/hを行いました。

  その後、実機(酸素量 60,000Nm3/h, 窒素120,000Nm3/h    
   アルゴン 2,150Nm3/h)の装置に3%/分の操業変更に適用し、
その実用性を検証しました。

・ダイナミックシミュレータを用いたトレーニング内容
 上記の技術をベースにシミュレータを開発しているため、極めて実機に  
 近い動きをしますので実機と同様の体験ができます。
 研修時は時間短縮のため、3倍速にて実施いたします。

  ダイナミックシミュレータによる主な研修内容
   1)純度回復操作
   2)液体酸素の増量操作
   3)手動減量操作
   4)手動増量操作
   5)PIDパラメーターの調整

ダイナミックシミュレータ装置の仕様 (内部昇圧式)
GO 40,000Nm3/h 99.6% 3.0MPaG
LO 0~1,000Nm3/h
GN 40,000Nm3/h 10ppmO2, 10kPaG

FLOW

ダイナミックシミュレータ空気分離装置のフロー

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